テンバガーを経験して舞い上がった経験

こんばんは、たぬきたんです。

 

昔、テンバガーを経験したことがある。

テンバガーとは株などの投資で投入した資金が10倍になるということだ。

僕が経験したのはXRP(リップル)と呼ばれる仮想通貨だった。

今から遡ること2年前の2017年7月ごろ、当時の僕は仮想通貨なんてギャンブルと同様で無価値なものだと思っていた。

当時は知ってる仮想通貨はビットコインのみで仮想通貨=ビットコイン、だと思っていた。

ほとんどの人もそう思ってたんだろうけど。

そしてその頃のビットコインは、その通貨の決済方法についてロジックを変更する、しないで意見が分かれ新しいビットコインに分裂するしないとの問題が発生していた。(ハードフォーク問題)

 

「まあ、よくもそう訳の分からない問題で大騒ぎになるもんだ。」

 

僕の認識はそんなところだった。

なんでそんな問題になるかも分からない。でもそんなに大騒ぎになるのであれば、少し調べてみたいとも思った。

いや今年のラグビーワールカップでみんなが盛り上がってるから俺も見てみるか、と同じ位のノリだったんだけど。

 

さて、まずはお気楽にネットで調べてるとYouTubeでの解説サイトがあったので見てみたのだが、見れば見るほど儲かりそうな話題がたんまりだ。

おいおい、これはもしかして将来爆上げするんじゃないかと思い当時の三大仮想通貨取引所と呼ばれた中で積立ができたZaifという取引所に登録したんだよね。

積立と聞くと定期預金みたいだなって思う人が多いんだと思うけど貯金だけではなく投資においても積立というのは非常に有効な手段で僕がどんな人でもお勧めできるのが積立投資だと考えている。

 

まず、少ない資金から始められ株価や仮想通貨が安いときには多く投資され、高いときには少ししか買われないため資金が有効に使用可能だ。

そのような分けで当時唯一、ドルコスト平均法での積立が可能だったZaifに登録して準備を進めていたんだけど、実際に購入開始になるのが2ヶ月後と非常に遅い。

そして、投資を開始してからも毎月少しずつしか投資されないため、まとまった資金になるのが1年後とか時間がかかる。

 

僕はその覚悟の上で時間をかけて5年、10年後に仮想通貨が数倍になればよいという気持ちで投資をしていたんだけど、その2ヶ月の間にどんどん価格が上昇していくのを目の当たりにしていた。

まあ、投資あるあるだし、そこも含めてゆっくりやればいい、そう思っていたのでしばらくは我慢していた。

余談だけどドルコスト平均法の積立で一番の欠点というのが、この焦れったさであまりの焦れったさと退屈さで別の投資に手をだしたり一括での投資をしてしまうことが良くある。

ご多聞にもれず僕も3ヶ月後くらいであっただろうか、ビットコインがかなりの上昇を迎え、かなり焦り始めていた。

そして積立だけで投資するのは、とてももったいないんじゃないか?個別で別の投資もした方がいいんじゃないかと思うようになっていった。

そんな中、怪しいユーチューバーが動画でいい情報を持っているという。詳しい情報を知りたければLINEで登録してもらえれば、10倍に爆上げ必死の仮想通貨を教えるというのだ。

僕は試しにそのユーチューバーのLINEに登録し教えてもらったのが、仮想通貨のXRP(リップル)だった。

とはいえ、僕もバカではない。過去にリーマンショックで200万円くらい損したことや怪しいマルチ商法に引っかかり10万円取られたりや詐欺の不動産屋に500万円を取られそうになったりしたが、バカじゃない。

ん、多分バカじゃない・・・

 

XRP(リップル)は、あくまでお試しに5万円だけ購入した。もちろん完全に信じていたわけではないが、これから新しい技術の投資というのも面白いだろう、と考えたわけだ。

実際に購入したのは2017年10月半ばくらいだっただろうか。しばらくすると本当に上昇していき年末にはなんと10倍になったわけだ。

まあ、5万円が50万円なんでめちゃくちゃ儲かっているわけではないんだけど、それでも舞い上がるには十分な上昇で僕は他の種類の仮想通貨も購入していった。

それこそ、買った仮想通貨はどれも爆上げで2倍くらいの上昇だと全然上がってねーなーって思っちゃうほどだった。

当時は仮想通貨ユーチューバーってのも流行っていて次はこの仮想通貨が上昇するぞ!ってはやし立てていたし、テレビでも芸人が仮想通貨に投資しているとバラエティーで話しているのを良く耳にしたものだった。

ニュースで平凡なOLが仮想通貨で儲かって会社を辞めて仮想通貨投資の講師になった、なんて話もあったくらいだ。

 

その後、2018年1月の終わりにコインチェックという仮想通貨取引所で500億円仮想通貨が盗まれる事件が発生し、急速に仮想通貨熱が冷めていったのを記憶している。

投資した金額は120万円なのだが、現在では結局は50万円ほどに下落し塩漬け状態としている。

 

今後、大幅な上昇というのが起こるのかどうかは分からないが、日本の1990年代の土地バブル崩壊後に社会人となりITバブル時にはまだ投資をやらず、リーマンショックを迎えた僕としては初めてのバブル経験だった。

 

損したわけなのであるがリーマンショックで「奈落の底に落とされる」経験と仮想通貨で「舞い上がる」という経験は投資をやっていく限りでは必ず通る道だと思うのでまあ、いい経験だったのではないかと買ってに考えている。

 

それにしても、あの時に仮想通貨ユーチューバーをやっていた人や儲かって会社を辞めて仮想通貨投資の講師になった人達は今、何をやっているのだろうか。

みんな損はしても元気でいているといいな、切に思っている。

 

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