2000年頃の底辺IT業界を生きてきた今、さらに死にたくなるような理不尽な時代に希望を持つ

 

理不尽な時代が来る。

別に誰か悪いわけでもない。もちろん自分だって悪いわけでもない。
時代と言えば時代なんだろうけど、珍しくここ数年というのは恵まれた時代だった。

思えば2000年ごろ、自分は大学を卒業するも就職が決まらず何をすることもなく生きていた。
もちろんバイトはするものの目標は無かったし、希望もなかった。

しかし、何かしら手に職をつけようと思いプログラミングの勉強を独学で始めた。
バイトで買ったパソコンにフリーのCコンパイラをインストールしてプログラミングを作って動かしたときは自分でもできたことに少しだけ嬉しかった。(ほんの少しだけど)

ただ、Hollo World!なんて表示するだけのプログラムなんて作ったところで何も変わらない。
とりあえず、当時未経験でも募集している会社に応募しては面接官にボロクソに言われただでさえ弱いメンタルに傷が広がった。

それでも独学でプログラムを作っていることを評価してくれる会社もわずかながらに存在し、採用されそうな会社も見つけた。

ただし、2回目の面接でこれから派遣先の会社の面接を行うので、1年ほど経験があるフリをしてほしいと言われた。
いきなり何を言っているんだ?俺はあなたの会社の採用面接を受けに来たのにこれから派遣先の面接だと?しかも経験者のフリをして。

・・・ただのブラックだった。

もう仕方のないことだった。ITバブルの終わりごろとはいえ、未経験なんてこんな扱いだろう。
それでも何回かの面接後にちゃんと研修をうけさせてから派遣先へ派遣する会社になんとか潜り込むことが出来た。
条件は半年間、給料12万円という今にして思えばこれもただのブラックにしか思えない会社だった。
母親は喜んでくれた。父親は苦虫を嚙み潰したような顔をしていた。

2か月ほどのプログラミング研修を受けたのち派遣先で就業するも研修で習ったプログラムなど一切使わない業務でただの作業員として経験を積めずにただただこき使われた。
100時間超えの残業も初めて経験したが、その後の人生で一切役に立たない経験だった。

その後、多くのプロジェクトを乗り越えて高スキルとは言わないもののそれなりに役に立つ技術者にはなったとは思っている。

さて、社会人になってから理不尽な時代というのはその後、リーマンショック東日本大震災後の数年だったわけだけども、なんとか、本当にもう挫折しそうになったけども生き延びてきた。

もちろん苦難の連続でときには月の半分を会社に泊まったり、鬱の薬飲みながら死んだ目をして働いたりもしたわけだけど。

その時代悔やまれることとしては、投資の大チャンスであったことを気がつけずあまり生かせなかったことだ。
ただ単に日経平均を積立ていただけで倍以上に資産を増やせたのにそれが出来なかった。

今、焦らずとも難しいことをせずとも暴落したときに淡々と買い増していく。
そして、オリンピック後に2015年~2020年までの不動産投資ブームに乗った投資家が耐えきれず投げ売りしたときに一気に投資するチャンスが来る。
ここから数年は死にたくなるような理不尽な時代が来ると思っている。
ただし、その時代にこそチャンスがあることを知っている。

それだけが今と昔の違いだ。

それではおやすみなさい。 

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