【書評】お金の味(金森重樹)を読んでみたぞ!借金怖い!先物取引には気を付けろ!

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 まいど!たんたんたぬきたんです!

 今日は最近読んで面白った本を読んでみたぞ!

 今回は金森茂樹さんのお金の味です。

 

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金森茂樹さんとは? 

 金森重樹さんとは行政書士事務所を開業するかたわら、不動産投資を実践し、また、通販大家さんというサイトで不動産業も実施している実業家です。

資産を豊富に持ち、順調な人生を歩んできた方なのかなぁと思っていたんですが、ところがどっこい、大学生の時に先物取引で巨額の借金(1億2千万円)を背負わされてしまいました。

これはご自身がお金儲けをしようとしたというよりかは、先物取引の営業に騙されて証拠金を大量に投資させられたという経緯があります。

 

以下、通販大家さんのサイトより抜粋です。

1970年生まれ。東大法学部卒。

通販大家さんの代表の金森は、現在東証1部上場の不動産デベロッパーを店頭公開、2部上場に導いたのち、現在JASDAQ上場の不動産デベロッパーを公開に導いた不動産の専門家です。

行政書士事務所の開業のために独立してわずか2年間で相続、離婚、借金相談など不動産処理が必要な案件に特化して手掛けてきました。

述べ1万人を超える相談と全国規模の士業フランチャイズを構築するなかで、物件処理が必要な案件は非常に多く、不動産のコンサルティングにあたってきました。

また、自らも短期間で数棟の物件を取得した不動産投資家でもあります。

 

 何故借金をしたのか?

本書の中では大学生となった著者が如何に借金を背負わされたかがライブ感あふれる描写で書かれています。 

人が借金をする場合は、2パターンあると思っていて、ギャンブルや風俗、酒の一時的な享楽のための場合と、緊急に資金が必要なときに金がなく、緊張と焦燥の中で冷静さを失いしてしまう場合があると思っています。

著者の場合は後者のパターンで、借金をする際の焦り、緊迫感がリアルに描写されています。

また、その借金は複利で膨らみ、膨大な金額となってしまいます。

 

 逆境に立ち向かうには?

返済しなければいけない、でも返済していくだけの収入はない、そんなときにどう生きていくか、逆境の中でどういう精神状態となっても諦めてはいけないし、知らないことは如何に不利なことであるかが生生しく書かれています。

 

個人的には借金でどうしようもないときに開き直り、焼肉をたらふく食べ、酒を浴びるように飲み開き直る描写がとても好きです。

開き直るというのは 表現が悪いですが、逆境の中で立ち向かって行くには生半可なやり方、精神状態では対応できません。

もし、自分が著者のような逆境に陥った場合、ここまで腹をくくれるだろうか、と考えてしまいます。

 

 

 

 最後に

 借金は怖い。

それは万人が分かっていることだと思います。

ただ、本書のように営業の口車に乗り、焦燥と緊張の中で多額の借金を背負わされる。

こんなことは日常茶飯事であり、誰にでも起こりうることだと思います。

 万が一、そんな状況に陥ったとしたらこの本を思い出し立ち向かって行こうと思います。

 

ばいびー! 

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